2012年5月の記録 ケイプ半島ツアー
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20110520 日曜日 5時に起きて、玉子チャーハンを温め、コーヒーとトマト、柿で朝食をとった。
7時15分にインタネット室に行くとすでにCTSCのAさんが着ていた。鍵をレセプションに預けて、ツアーの迎えが来るのを待った。
7時30分少し過ぎにドライバーのBさんが今日は3名だけの参加の筈だといって部屋に入ってきて、すぐにジョークですと訂正した。Green Elephant Backpackersからは8名の参加者がいた。でも、VWのヴァンに乗ってみると定員が22名と書いてあったので、ほかのアコモデーションでお客さんを乗せるとすぐに分かった。
この時期は7時45分頃が日の出時刻なので、まだ暗い 弱い雨が降り続いていた
まず、タウンへ移動して、ガイドのGさんを乗せ、その後、何箇所かのゲストハウスなどを回って17名のお客さんが乗り込んだ。
最初の目的地はHout Bayだった。9時に到着。港を散策したり飲食をしてもよかったが、オットセイの見られる島へのツアーをAさんと一緒に申し込んだ。
船は港のフェンスを越えると上下に大きく揺れたので、乗っていた子供達は歓声をあげていた。目的地のデイカー島は、繁殖地ではないが、オットセイが何千頭も見られる貴重な場所とのことだった。揺れと寒さにはこたえたが、お金を払う価値のある小ツアーだった。
Hout Bayの港
昨日R100で買った服を着て
Drumbeat II (日本なら第二ドラムビート丸?)
ツアー料金とは別に一人R65
少しずつ天気が良くなってきた
港内にもオットセイが
船は上下に大きく揺れ続けていた
Hout Bayの港を出てから、同じBayが眺望できる丘へ移動して記念写真などをとった。ガイドさんはアパルトヘイト時代にどのように分離政策が行われていたかなどを、強制労働をさせられ脱走したおじ(幸運にも再逮捕されなかったそうだ)の例を交えながらいろいろ説明してくれた。
次に馬の産地で有名なN市を抜け、海軍の軍港もあるSimons市にあるアフリカ・ペンギンのサンクチュアリーを見学した。日本人を含め東アジアからもたくさんの観光客が来ていた。
ナミビアであった油汚染からペンギンを助けるために、一時避難させたことがこのサンクチュアリーの始まりだったそうだ。
ペンギンの生活を邪魔せずに、見学ができるように工夫されていた。
Simons市の軍港
ペンギン見学のVisitor Centre入り口
これらはたぶん海鵜
拡大すると
日本人観光客もちらほら
反対側から見ると
次にケイプ半島の南端近くへ移動し、ヴァンが引いてきたトレイラーに積んであった自転車でブッシュ内の道路をサイクリングした。サイクリングした距離は5キロほどで、20分程度だったが、久しぶりに(たぶんザンビアでガソリン不足の時に自転車を買って以来だから6年ぶり)に自転車に乗った。国立公園内で、地元のヒヒ(baboon)、アンテロウプ、ダチョウに出くわす可能性があるので、それらに関する注意も受けた。
サイクリングの終点のVisitor Centreで軽い昼食のはずだったが、ハエが多かったので、海岸沿いの別なVisitor Centreへ移動して、そこで(本当に)軽い昼食を食べた。近くでは冷たい海でサーフィンをしている人を見かけた。
昼食を食べた場所の近くにあったヒヒに関するボード 急激な生息数の減少と、保護への協力について書かれていた
この海岸ではカモメが貝をくちばしで挟んで舞い上がり、 その貝を落として割って、中身を食べているのを見た。
昼食後はケイプタウンの灯台へ行った。灯台へ続く道を上がる間に雨が強くなった。Aさんは最後まで昇りきらず、ケイブルカーの駅で待っていると言った。自分は灯台まで登ったが、雨は冷たく長く見学できなかった。
帰りにはAさんが買ってくれたチケットでケイブルカーを利用した。
下を見下ろしています
灯台近くは冷たい雨が強かった。カメラを守るために携帯電話で撮影した。
写真に見えるのがケイプ半島最南端
通勤電車の中のようなケイブルカー車内 (立ち席客30名、着席客6名が定員)
携帯電話のGPS機能で半島の南端にいることが分かる
最後にCape of Good Hope(南アフリカで最も南西にある場所)を見学した。ここにも中国人の団体が押し寄せてきた。Cape of Good Hopeの近くでは、野生のダチョウ、アンテロウプ、ヒヒを見ることができた。
15時50分にCape of Good Hopeを発ち、ObservatoryにあるGreen Elephant Backpackersには17時20分頃に戻ることができた。
日曜の午後でほとんどのお店は閉まっているため、夕食としてカップ麺とパンを食べた。(日曜の晩にはピザを出してくれないようだった。)
19時過ぎまでかけてこの頁の原稿を作った。
Aさんが撮ってくれました
Cape of Good Hopeを上の方から
アンテロウプ
ダチョウ
おそらくヒヒのお母さんと子供達
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