20125月の記録 後半

 

 

20120516 水曜日

 7時頃からオフィスで作業開始。ただし、ウェブへのアクセスができず、携帯電話のティザリングを使ってメイルの確認や送受信をした。

 

 7時40分頃に安全アドバイザーのJさんが、エンバレンヘールにあるOsizweniCommunity Centreに着いているのだがと電話をくれた。エヴァンダーへ行く道を使ってメガバスの駐車場から500mほど北に我々のセンターがあると返答した。その後、正門の前に出て待っていたが、この朝は霧が濃く、空からは雨粒も時々落ちてきた。

 

 結局Jさんはかなり迷いながら8時20分頃にOsizweniに来てくれた。本部棟とゲストハウスをくまなく見て、1時間ほどで帰っていった。安全上の報告書を後日作ってくれるはず。

 

 その後、教材用の紙を切ったり、ボトルからプロペラを切り出したり、ロケットのフィンを作ったり、名刺のようなものを作ったりして午前中は終わった。

 

 午後からエヴァンダーとセクンダへ行った。今日もお金を下ろし(ATMで一日に下ろせる金額の上限があるため、大金を一度に引き出せないから)、床屋に行き、教材用の紙や爪楊枝、輪ゴム、パーマネント・マーカーなどを買った。最後に自分が今日と明朝食べるものも買った。

 

 オシズエニに戻って部屋に荷物を置いてからオフィスに戻った。スーツケイスに教材や道具を詰め込んでいったが、衣類などを入れる隙間はほとんど残らなかった。

 

 夕食を食べた後、2回に分けて洗濯をした。

 

 

20120517 木曜日

 5時からシーツと枕カバーなどの洗濯。この朝は、これまでで一番寒かった。TVの天気予報では朝の気温は1℃と紹介していた。一方ケイプタウンの最低気温は11℃だった。

 

 8泊間外で過ごすので、冷蔵庫にはミネ-ラルウォーターと缶ジュースしか残さなかった。

 

 7時15分頃にオフィスに入って、スーツケイスに軟膏類、電話・カメラの充電器、髭剃り、各種電線類、アーミーナイフなどを追加で詰め込んだ。体重計を借りてケイスの重さを測ると約20キロだった。衣類はすべて機内持ち込みのかばんに入れた。

 

 オフィスでインタネットは使えるのだがヤフー・メイルのペイジだけが開けなかった。しかたなく、携帯電話のティザリングでメイルの確認をした。

 

 9時5分にS氏の運転するVWOR Tambo空港へ向かった。空港までは1時間半かかった。S氏は駐車場に車を入れたかったが、空港内の道が複雑だったので、出発口に下ろしてもらった。

 

 チェックインの手続きは近寄ってきたポーターさんに頼んだ、機械で旅券をスキャンすると、その場で搭乗券が発券された。別のカウンターへ行って、スーツケイスをあずけた。重さは18.9キロだった。ポーターさんにはR20渡した。

 

 フライトは順調、白ワイン、水、サンドイッチをもらった。

 

 ケイプタウン国際空港には15時10分頃着陸。15時30分には迎えのAさんと合流して、サイエンス・センターの車でCTSCへ行った。

 

 CTSCでは、所長のJ女史にすぐお会いできた。所内の見学の後、17時からの職員打ち合わせに参加した。女性の方が多かった。

 

 それからXさんのヤリスに乗ってP&Pでお酒、干し肉、ストロー、水を買った。ストロー15パックと水の代金は予算があるからとXさんが支払ってくれた。

 

 韓国人のアジア料理店にテイク・アウェイがないか見に行ったが18時開店ということで、まだ開いていなかった。

 

 予約がしてあったGreen Elephant Backpackersにチェックインした。部屋はドルフィン部屋で、壁には人魚とイルカが描かれていた。冷蔵庫やTVはコモンルームに行かないと使えない。

 

 建物内にバーがあるので、そこでお酒も飲めるそうだ。R50でおいしいピザを提供しているとも教えてくれた。

 

 夜は、ワインと干し肉の後、ピザを食べてみた。(たいしたことなかった)

 

 シャワーを浴びた後、濡れた床で滑っておしりを強く打った。(この後ずっと痛みが続いた)ベッドはちょうどよく、寒くなかった。

 

雲に覆われたテイブルマウンテン

 

 

20110518 金曜日

 5時過ぎに起きて、シャワーを浴びた。共有スペースに行って洗面台で洗濯をした。

 

 その後、CTSCからの迎えが来てくれるまでストローを切る作業をした。Aさんともう一人の男性の職員(Nさん)が歩いてCTSCから来てくれた。7時45分だった。

 

 CTSCまでは歩きで2分もかからない。バックパッカーズを出てまっすぐ坂を登り、大きな通りを渡ればCTSCの正門だ。実は100mもない。建物の裏手にはテイブルマウンテンが見える。

 

 8時前にExplorolab 1という部屋でワークショップの準備を始めた。プロペラに軸を付ける作業をNさんが手伝ってくれた。とてもありがたかった。

 

 9時半過ぎからHome Schooled Children(学校に通わずに家庭で教育を受けている子供達)の14名の子供達を対象に1時間のワークショップを提供。10時半からは少し年齢の上がった(7年生)16名の男の子達(数名女子がいたかもしれないが、よくわからなかった)に同じ内容のアクティヴィティを行った。アクティヴィティ中には、何回か雨があり、屋根を叩く音でそれがわかった。

 

 いずれの回でも、ストロー・ホイッスル、紙プロペラの竹とんぼ、ゴム動力ヘリコプターを、一人ひとりに作ってもらった。

 

 11時半過ぎにワークショップを終えたが、後片付けに1時間ほどかかった。CTSCの女性スタッフが片付けを手伝ってくれた。

 

 13時から14時までかけてAさんとタウンの飲食店街(Eastern World)に行ってテイク・アウェイの食事を買った。酢鶏(酢豚の肉を鶏肉にしたもの)と玉子チャーハンを買った。そこに並ぶお店はハラル食品(まるでマレイシア)しか扱わないのでお酒や豚肉料理は扱っていなかった。

 

 CTSCに戻ってからストロー・モデルを何人かの職員に紹介したり、土曜日以降の予定の確認をしたり、空気圧ロケットを試射したりした。

 

 この日は朝からXさんの担当するカメラ・オブスキュラの取付作業が始まっていた。工事の様子を見学させてもらった。

 

 16時半にAさんの運転する公用車で買い物に出かけた。ATMでお金を下ろし、水、カップ麺、ワイン、柿、干し肉を買った。

 

 バックパッカーズに戻ってから8泊分の宿代と日曜日の半島見学料金も払った。

 

 

Nさんがプロペラに軸を付けてくれた。

 

グループ毎のワークショップ教室に出発

 

何人かはものさしで長さを測る方法を知らなかった。

 

 

 

直径の小さい輪ゴムがなかったので、大きな輪ゴムから代用品を作った。

輪ゴムに結び目を作ることができない子供が半数以上だった。

 

もう少しでゴム動力ヘリコプターができるよ

 

アンケートに記入中

 

さあ、紙プロペラのヘリコプター(竹とんぼ)を作りましょう

(May I have your attention, please?)

 

 

ゴム動力ヘリコプターの試験飛行

 

テイブルマウンテンと1967年に世界で最初の心臓移植手術を行った病院の旧館

(Groote Schuur Hospital)

 

CTSCの移動サイエンス・センター

 

おそらく黒い筒の中は光学系

 

投影面の昇降装置

 

 

作業を見守る関係者

 

 

20120519 土曜日 Public Workshop

 5時半にベッドを出て身支度を開始。昨日買った玉子チャーハンをマイクロウェイブで温めた。紅茶も一杯作って朝食にした。果物として柿を一つ食べた。種の入っていない品種だった。

 

 洗濯を部屋で済ませてから、バックパッカーズを7時半に出た。パックパッカーズから歩いてCTSCに入った。しかし、土曜日のためかまだ職員が着ていなかった。そのため、しばらく警備員さんの部屋でストローを切ったり、正二十面体を作ったりした。

 

 8時半頃に昨日と同じExplorolab 1に入って正四面体とウィンド・カーを作る一般向けワークショップの準備を始めた。ウィンド・カー用のストローをプレカットしたり、プロペラを追加で作ったりした。25台分のパーツを用意した。

 

 11時からの予定だったが、少し遅れて一般向けワークショップが始まった。4歳ぐらいの子供から中学生ぐらいまで、保護者の方も最初から最後まで4名ほど付き合ってくれた。CTSCの職員も一人参加してくれた。まず、導入として正四面体を作ってもらったが、小さな子供達の世話にはとても手がかかった。

 

 最終的にウィンド・カーを作り上げてくれた参加者は17名だった。

 

 1時間の予定だったが、それより長く時間を使ってしまった。終了後1時間ほどかけて後片付けをした。

 

 参加してくれた職員の女性は機械のしくみを学ぶワークショップを開くときにこの教材が使えそうだと言ってくれた。

 

 Explorolab 1を完全に片付けて、道具と材料を倉庫にしまってから、カメラ・オブスキュラの様子を見に行った。ちょうど館長のJ女史も見に行くところだった。

 

 部屋の内装はまだ始まっていないが、カメラ・オブスキュラは完全に機能していて、うつくしいケイプ・タウンの街並みやテイブルマウンテンを円形の投影面に映し出していた。担当のJさんはとてもうれしそうだった。

 

 14時前にバックパッカーズに戻った。

 

 荷物をおいてからP&Pのあるショッピング・モールに出かけて防寒着をR100で買った。その後、部屋に向かいながら、ハラルのお店でエビとご飯のお弁当を買った。

 

 部屋に荷物を置いてから、再びショッピング・モールに行って、ワイン、お水、おつまみ、ミニトマト、柿、ティッシュ、プラスチック袋を買った。

 

 再度、バックパッカーズに戻ってから記録の整理をしたり、シャワーを浴びたりした。

 

 

 

 

ウィンド・カー完成!

 

 

20120520 ケイプ半島見学編はトップペイジから開いてください。

 

 

20120521 月曜日 電磁気関係の短いワークショップと買い物

 5時に起きて、パンとミニトマト、柿一個とコーヒーの朝食。アイロンがけをしてから7時半にバックパッカーズを出てCTSCに向かった。

 

 10時から来館予定の12年生21名に、電磁気のアクティヴィティを提供することになっていたので、簡易DCモーターを作ってもらう準備をExplorolab 1で始めた。

 

 教育部のMさんに用意した800MBほどのデジタル・デイタを渡した。しかし、プレゼンテイションが入っていなかったので明日以降に渡さなければならない。

 

 10時からのDCモーター作りは比較的順調だった。早めに終わったので、ストロー・ウィッスルと波形モデルのデモをしてから空気圧ロケットを飛ばした。

 

 となりの部屋ではMさんが酸性・アルカリ性を指示薬で調べる講義と実験をしていた。

 

 自分のアクティヴィティが終わってから、9インチを少し越える透明なストロー(CTSCの在庫)を使ってストロー・カイトを作った。高性能プロペラをあわせて使うと軽快な飛行になった。

 

 13時前にMさんの運転する公用車に乗って、サイエンス・ショーや実験で使うもの、それと自分用の教材パーツ(特にサンプルのストロー・カイトを作るのに使ったストロー)、Mさん宅用の家具受け取りに出かけた。

 

 最初に巨大な(本当に大きい)ショッピング・センターに入って、Mさん用の教材類と自分用にプラスチック袋と、大きめのビーズの代用品を買った。この店では店専用のカードが無いと買い物ができないのだが、自分は一時的に滞在しているだけだと強調したら、一時滞在者用の番号をレジに入力して買い物をすることができた。

 

 次にMさんの新居用の家具を受け取りに行った。Mさんは家具付きの家から引っ越したため、二人の息子の勉強机を手に入れる必要あったそうだ。そこでインタネットで調べて家具を安く譲ってくれる家を探し、この日に机を受け取る予定だった。

 

 まず、下の息子さんのための机を譲ってもらった。その後、ケイプタウンの中華街(新築の中華街で漢字が看板になければ、流行着を売るモールにしか見えない)に行って、自分用のストローとビーズを探した。しかし、中国人の店ではそれらは見つからず、P&Pで箱にコ○コーラの商標のあるストロー150本入りの箱を5個買った。(Mさんがうまく交渉してくれた)

 

 次にテイブルマウンテンへの斜面にあるお宅を訪問し、Mさんの長男用の机を譲ってもらった。急傾斜の坂を車で登ってそのお宅に着くと、車庫まではさらにきつい傾斜のある通路があった。

 

 Mさんはなんとかその斜面を登りきり、無事に机を受け取ることができた。(そのお宅のご主人と自分で机を階段を通って駐車場まで下ろしたが、これもパズルを解くように困難で、途中で2回程机を回転させた。)テイブルマウンテンへの斜面にあるそのお宅からは、すばらしい眺めが堪能できた。(そのあたりに地価はとても高いとのことだった)

 

 CTSCに戻ったのは16時半だった。それから、買い物を整理し、スタッフの打ち合わせに参加して17時頃にバックパッカーズに戻った。

 

 荷物を部屋においてから、近くのスパーへ行った。水、ワイン、パン、サラダ、寿司のパックなどを買った。お寿司は500円ほどだった。

 

 部屋に戻ってから寿司を食べてみたが、これまでケイプタウンで食べたものの中で、一番おいしかった。

 

 

 

 

DCモーターが無事にできました

 

空気圧ロケットの試射

 

Mさんによる酸性とアルカリ性の講義と実験

 

 

晩御飯

 

 

20120522 火曜日

 5時半前に起きて、パンとミニトマトを食べた。

 

 7時半にCTSCに入って、昨日買った232mmのストローでカイトが作れるか試して見ることにした。同じく昨日買ったプラスチックの袋も開けてみたが、その肉用袋はウイング用には小さすぎた。P&Pで買った袋も小さかったのだが、その袋で小さなウイングを作ってカイトが飛ぶか試してみることにした。昨日買ったストローは直径が4mmほどと小さく、軽かったので、小さなウイングでも飛ぶかもしれないと思ったからだ。

 

 幸い、持ってきた細い輪ゴムを使うと快適に飛行した。高く上昇はできないが、十分だと思った。

 

 9時からRACSという(頭文字だけです)という学校の8名の生徒がWSに来るはずだったが、1時間ほど遅れた。まず、Aさんの基本的な電気回路のアクティヴィティに参加し、その後、彼らは館内の見学をした。10時半から自分の使っているExplorolab 1に2名の先生とともに8人の6年生の生徒がやってきた。

 

 予定時間は30分だったので、ストロー・ホイッスル、新聞紙ロケット、空気圧ロケットのアクティヴィティを順に行った。最後に打ち上げたロケットは予想していたとおり、屋上に着陸してしまった。それでも生徒(児童?)も先生もとても喜んでくれて、最後に日本語でThank youってどう言うのですかと質問があり。“ありがとう”と言い合ってアクティヴィティを終わった。

 

 部屋を30分ほど片付けてから、P&Pとスパーに出かけて、午後以降に必要な日用品を買った。炭酸飲料のボトル数種、竹串などだった。ついでに自分用の食料品も少しかった。キッコー○ンの醤油をスパーで買ったが700円ほどもした!(セクンダ方面には無いので)

 

 午後はExplorolab 1で、NさんやMさんと一緒に教材のサンプルを作ったり、作り方を二人に紹介したりしてすごした。思ったよりサンプルが作れず、明日と明後日が少し心配だ。

 

 16時45分からの打ち合わせに参加の後、バックパッカーズに戻った。

 

 荷物を置いてから、土曜日に行ったフィシュ&チップスの店でテイク・アウェイを買った。しかし、部屋で食べてみると油が多く、全部食べずに捨てた。干し肉とトマト、スパーで買ったイチゴをつまんだ。

 

 この日は日の出後からは比較的暖かく、とても過ごしやすかった。

 

Aさんによる基本的な電気回路の説明

 

このキットにはDCモーター、LED、光センサー、トランジスタ、電子オルゴールなども入っていた。

 

ストロー・ホイッスルの後は、新聞紙ロケット

 

ただの筒だとまっすぐ飛ばないが

 

後部に羽をつけると

 

 

曲がらずに飛ぶ!

 

炭酸飲料のボトルでロケットを組立中

 

 

彼らは鉛直方向に飛ばそうとした。(案の定)ロケットは屋上に着陸してしまった。

 

CTSC内の建設ごっこセット(小学校高学年の子供達だが夢中になって遊んでいた。)

 

CTSCスタッフへの教材紹介

 

 

20120523 水曜日

 5時少し前に起きて、カップ麺とパン、ひき肉の入ったパイ、イチゴ、コーヒーの朝食。しかしマイクロウェイブが動かなくなっていて、別館まで行って暖めた。出かける前に232mmのストローと小さいプラスチックの袋で作るカイトのテンプレートを作った。

 

 7時15分頃にバックパッカーズを出て、CTSCに向かった。2階のオフィスでテンプレートを印刷してもらった。

 

 Explorolab 1に入ってカイト用のウイングを切り出す作業をした。約45枚分を準備できた。その後、テンプレート通りにストローを切ればちゃんと飛行するカイトが作れるか確認した。次に、9時頃から11時半まで4名のCTSCスタッフに竹とんぼとゴム動力ヘリコプターの作り方を説明した。プロペラ用のボトルの切り方や、軸ユニットの作り方まで説明したので時間がかかった。

 

 11時頃から同じスタッフに少し手伝ってもらって13時からの大学生向けアクティヴィティの準備をした。24名の大学生が来ると聞いていたので、彼らに今朝作ったばかりの新しいストロー・カイトを作ってもらうためだった。

 

 スタッフには12時まで一部の作業を手伝ってもらい、13時以降は一人でストローを切る作業をした。

 

 13時丁度にストローを切る作業が終わった。カレッジの学生は総勢20名で、引率の先生は1名だった。4名減っていたが、それだけでもかなりホッとした。

 

 13時から13時45までかけて、全学生にストロー・カイトを作ってもらった。よい仕上がりの学生は半数ほどだったが、引率の先生も学生達も楽しそうだった。

 

 1時間ほどかけて片付けをしたり、サイエンス・ショーを見たりしてから、明日の準備を始めた。

 

 この日は16時半までかけて、さらに20台分のストロー・カイト用のストローをプレカットした。

 

 16時半過ぎからAさんの運転する公用車でP&Pへ行ってお酒などを買った。CTSCに戻ってから歩いてバックパッカーズへ戻り、荷物を置いてからスパーへ行った。スパーでは、竹串と寿司のパックを買った。

 

ウイングを小さくしたカイト

 

スタッフの研修

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Nさんによるサイエンス・ショー

 

 

 

20120524 木曜日

 5時に起きて、朝ごはんをすませ(マイクロウェイブは直っていなかった)、簡単な評価アンケート用紙を作ったり、カイトのテンプレートを修正したりした。

 

 7時20分頃にCTSCに入って、写真データを渡したり、印刷を頼んだりした。

 

 7時半にはExplorolab 1で準備を始めた。今日は、何校かの学校の訪問があるが、自分は担当しない。しかし、3つのサイエンス・センターから職員が来て行う研修を担当することになっていた。16名が参加する予定と聞いていた。

 

 昨日中に20台分のカイトのストローは切り終わったので、今日は20台分のウィンド・カーのストローと、多面体用のジョイントを作る作業などから始めた。

 

 様子を見に来てくれたMさんは、シフトがなかった昨日ビーズ店に行って、直径4ミリのビーズをふたパック買ったそうで、それを実費で譲ってくれた。

 

 作業をしている間に、簡易スペクトロメーターのサンプルを作らなくてはならないことを思い出したり、波形モデルを展示するための水ボトルが必要で、スタッフに頼んだりした。スペクトロメーター用のアルミホイルを探しだして来てもらうことなども急に思い出した。

 

 11時から12時までかけて60個ほどのプロペラを仕上げ、カイトの横ビームを組み立ててステイプラーで補強した。

 

 12時15分頃から、既に到着していた他のサイエンス・センターのスタッフと軽食をとった。13時から研修開始だったが、13時ちょうど頃に到着したサイエンス・センターがあって、彼らにはExplorolab 1で食べ物をつまみながら研修を受けてもらった。

 

 CTSCAさんを含めて15名とストロー・ホイッスル、新聞紙ロケット、空気圧ロケット、簡易スペクトロメーターの紹介、波形モデルのデモ、竹とんぼ、ゴム動力ヘリコプター、ウィンド・カーのアクティヴィティを行った。しかし、15時15分になって、飛行機の関係でもう帰らなければならないという参加者がいたので、全員でアクティヴィティができたのは、ここまでだった。

 

 後は、残った方と16時頃までカイトを作ったり、水レンズ顕微鏡の紹介をしたりした。

 

 16時から16時45分まで片づけ、その後ミーティングに参加してお礼を伝えた。

 

 17時15分頃にバックパッカーズに戻り、急いでスパーまで行ってお酒と水を買った。レセプションに行って領収書を発行してもらった。

 

 17時35分頃にAさんが迎えに来てくれた。Mさんの車に乗ってObservatory内にあるメキシコ料理店に行った。19時45分ころまで料理と会話を楽しんだ・・・。料理は口に合わなかった。

 

Mさんによる所内見学前の説明

 

CTSCの建物内にはいくつかのテナントが入っている

 

カメラ・オブスキュラは据付がほとんど終わった

 

レゴで遊べる部屋を持ったテナント

 

CTSCの講堂などが出来る予定の部屋(現在は倉庫)

1・2年後にCTSCを訪れるとすばらしいセンターになっているはず!

 

PCが20台設置される予定の部屋(工事中)

 

サイエンス・センター職員研修開始

 

新聞紙ロケットのフィンの作る方を説明中

 

波形モデルのデモ

 

ゴム動力ヘリコプター

 

 

ストロー・モデルを試してもらった

 

ウィンド・カー

(写真の左側は、元の写真を回転させたために斜めになっている)

 

 

 

20120525 金曜日

 5時に起きて、朝ごはん。バックパッカーズには衣類しか置いてなかったが、それらをスーツケイスに詰め込んでいった。

 

 外は時折雨が強く降っていたので、少々寒く感じた。

 

 7時10分にチェック・アウトしてCTSCに行った。7時半までExplorolab 1に入れるのを待った。職員がドアを開けてくれてから、すぐにスーツケイスに教材類や道具を詰め込んでいった。15分ほどで持ち帰るべきものはすべて入れることができた。

 

 2階のオフィスで、昨日の写真の中から選んだ比較的良い物のデータをスタッフに渡した。8時少し過ぎにJさんの運転する公用車でCTSCを出た。

 

 8時30分頃にCape Town International Airportでチェックインをすませることができた。久しぶりに窓側の席をお願いした。チェックインしたスーツケイスは18.5キロだった。

 

 飛行機は予定より10分ほど遅れて10時に離陸した。上空から見る南アフリカは平たく、広く、都市が散在しているのがよくわかった。えぐられたような露天掘りの鉱山や計画的に盛られたボタ山が見えた。

 

 11時45分にOR Tambo空港に着陸。12時には預けた荷物を持って外に出た。MM氏とすぐに合流できた。MM氏の上はTシャツだけで、こちらの暖かさを感じた。

 

 しかし、MM氏が言うには、今日はエンバレンヘールで大規模なストライキとデモがあり、道路や商店は閉鎖になっていたそうだ。そのため、彼はOsizweniまで10キロほどを歩いたとのことだった。CEOは職員に今日は出勤しなくてよいと伝えていたとも聞いた。

 

 MM氏と空港内の駐車場に向かった。彼が覚えていた番号の駐車場に行くと、車が見つからなかった。係員に聞くと、地下の別の駐車場に同じ番号の場所があるとのことだった。再び歩いて車のあるところまで行った。しかし、駐車場を出るところで、歩きまわって時間が経ったために既に支払っていた駐車料金に追加の料金を支払うように係員に言われた。でも、MM氏は領収書を見せて交渉し、追加料金無しで駐車場を出た。

 

 途中Boksburgの薬局でMM氏の奥さん用の化粧品を買ったり、大きなショッピング・モールで昼食(自分用には夕食)を買ったりした。

 

 Osizweniに近づくと、警官が道路を閉鎖していた。デモ隊はOsizweniの近くのメガバス社に葬式や結婚披露宴をする土日のチャーター料金を値下げしてほしいという要求書を渡すために移動していて、ちょうどメガバス社につく頃だった。

 

 MM氏は警官に自分達がOsizweniに戻る途中であることを説明し、道を開けてもらった。Osizweniの構内に入ると、草が燃えている火の手が見えた。MM氏は自分を下ろすとすぐに火の様子を確認に行った。

 

 Cape Townの冬は雨が多いのに比べて、Mpumalanga州では、冬は乾燥している。そのため、草原や牧場の草に火がつくと、簡単に燃え広がってしまう。Osizweni構内には木材加工工場もあるので、屋外に並べてある乾燥中の木材に火が移ると大火事になるおそれがあり、MM氏はそれを心配していた。

 

 CTSCAさんに無事にOsizweniに戻ったことを電話で伝えた。また、車のエンジンが始動できるかも確認した。(無事にエンジンがかかった)

 

 荷物を部屋に置いてからMM氏と燃えている草の様子を見に行った。幸い、それ以上燃え広がらないようすだった。

 

 MM氏に別れを告げてから、部屋の掃除をし、その後セクンダ(トマト、イチゴ、水、ワイン、ハム、干し肉、インスタント麺)とエヴァンダー(ウイスキー)まで買い物に行った。

 

 

 

 

 

20120526 土曜日

 6時半すぎに起きて、スープのようなものをつくり、スパゲッティとからめて食べた。キッ○ーマン醤油を使ったので、なかなか食べられるものになった。

 

 食事の準備をしながら、ジャケット、ヴェスト、チテンゲ、ジャージの下、タオルなどを洗った。

 

 9時過ぎにオフィスへ教材類の材料を持っていった。その後、簡単に洗車をした。

 

 エヴァンダーに行ったが、ATMに長い行列ができていたので、お金を下ろすのは諦めた。(土曜日だということを忘れていた)ショップライトで600円ほどの買い物をしてOsizweniに戻った。

 

 PCを二台担いで、オフィスに入り書類の整理やメイルの確認、facebookへの写真のアップなどをした。ウェブが使えると思っていなかったので、すごく助かった。

 

 

20120527 日曜日

 7時頃にベッドを出て、身支度をした。昨日とおとといは日中とても暖かかったが、今朝は冷えた。

 

 9時過ぎにエヴァンダーへ行った。まずATMでお金を引き出し、車にガソリンを入れた。537キロ走って35.162リットル、R423.7だった。(1リットルR12.05)燃費は15.3キロ/リットル。

 

 ショップライトで、ホットドッグ、トイレットペーパー、キッチン・タオル、シチュウ用の調味料を買った。

 

 オフィスに10時半頃に入って16時半まで作業をした。日中は比較的暖かくなったので助かった。部屋に戻ってからCTSC訪問の報告書作りを21時まで続けた。なんとか形が見えてきた。

 

 

20120528 月曜日

 5時過ぎにベッドを出て、仕事の準備をした。7時に安全クラークのJさんから先週金曜日のデモについて電話があった。JさんはCEOにも電話をかけると言っていた。7時15分頃にオフィスに入った。

 

 しばらく作業をしているとT氏と自分がCEOのオフィスに呼ばれた。ジョハネスバークの聖ジョンズ・カレッジで今晩18時半から2時間のワークショップがあるので参加することと伝えられた。WSの内容はウェブを介して使えるオンラインの教育リソースについてだった。

 

 急いで移動届を作って関係者に送信した。

 

 それから、CTSC訪問の報告書を12時までかけて仕上げた。午後から不在になるので、少し間違いが残っていてもかまわないと考えて関係者に送信した。

 

 13時に部屋に戻って、インスタント麺を食べたり、荷造りをしたりした。14時過ぎにT氏の運転するVWでジョハネスバーグに向かった。15時35分頃に予約してあったゲスト・ハウスに入った。WSまで時間があったので、近くのスパーに出かけて買い物をした。柿、干し肉、ワイン、水、炭酸水を買った。

 

 ゲスト・ハウスに戻るとT氏は自分の買った柿をとても不思議がった。外見はトマトそっくりなので、トマトではないのかと繰り返して聞くので一つ食べてもらった。ケイプタウンで買ったものと同じ種が無く、甘味品種でT氏にも好評だった。

 

 18時に聖ジョンズ・カレッジに入った。WS開始までワインとスナックを出してもらえた。

 

 20時半にカレッジを出てゲスト・ハウスに戻った。

 

石造りの立派なカレッジの建物

 

 

20120529 火曜日

 6時過ぎにベッドを出て、身支度を始めたがゲスト・ハウスが朝食を用意してくれたのは、昨日頼んでおいた時刻よる15分遅れて7時45分だった。

 

 食事の後、T氏は領収書をもらってすぐ出発したかった。しかし、マネジャーとオウナーが不在のため、彼らのうち一人でも出勤してくるまで待たなければならなかった。結局9時10分頃まで待った。

 

 9時35分にゲスト・ハウスを出発し、11時45分にOsizweniに戻った。

 

 オフィスに入るとウェブが使えなかった。しかたなく携帯電話を使ってメイルのチェックなどをした。

 

 

 Osizweniに教材の材料や道具を買う費用を出してもらっていたので、その精算書類を作った。その後、エヴァンダーのFNBへ行って、事務所に返金するため自分の口座から事務所へ送金できるように手続きをしてもらった。銀行ではサービスの列に1時間近く並んだ。

 

 買い物もして16時10分に部屋に戻った。オフィスにPCを置いたままだったので、本部棟に戻った。ウェブが使えるようになっていたので、メイルなどのチェックができた。

 

 

20120530 水曜日

 6時に起きて、急いで朝ご飯(ベイコンとキャベツの炒めものとインスタント麺と玉子)を作って食べ、7時15分頃に部屋を出た。

 

 オフィスでメイルのチェックなどをしてから事務所に提出する精算書類の準備を始めた。Osizweniの会計には昨日作った書類をまわした。

 

 Vさんがオフィスに来て、来月トイ・ライブラリで保護者向けワークショップを行なってほしいと頼まれた。トイ・ライブラリと調整して日時を決めるそうだ。

 

 11時から全職員対象の打ち合わせ。新しいインターンが来ていたので、専任職員の紹介の後、インターンの自己紹介。それに続いてCEOから職場の目標や現状についてのプレゼンテイションがあった。

 

 少々の討議の後、12時15分に打ち合わせは終了。

 

 書類を送信したり、郵送する手続きを済ませたりしてから、11月末にあるSAASTECのカンフェレンスで行いたいワークショップの提案書(プロポウザル)を作り、SAASTECのセクレタリーに送信した。しばらくして受領したとメイルが来た。審査を通ればWSを実施できる。

 

 終業後に、エヴァンダーでワイン、ウィスキー、トイレット・ぺイパー、キッチン・タオル、インスタント麺、水、軽食のパック(シマと豚肉のシチュー)を買った。

 

 

20120531 木曜日

 5時に起きて、ゆっくり朝ごはんを作った。調理用の電気コンロ(ストーブ)を一晩中つけっぱなしにしているので、食事室はそれほど寒くないが、明け方はかなり冷えるようになった。週末にはヒーターを買わなければならない。台所のガラス窓が大きいため、そこから冷たい空気が降りてくる。

 

 7時5分頃に本部棟に入ったが、すでに解錠されていた。この日は、6月後半に予定されている保護者向けワークショップの資料集めと試作(全て失敗)、パーツ作りをした。それほど進まなかったが、CTSCで思いついたボトルの切り方だけは役に立った。

 

 帰ろうと思ったころに、レセプションで新聞(無料)を分けてもらった。ページをめくっていくと、先週金曜日のデモ行進の記事があった。記事を写真にとって事務所と安全クラークに送信した。

 

 終業後にエヴァンダーで少し買い物をした。(水、チーズ、軽食のパック、ソーセイジ、台所用洗剤)

 

 5月17日にバックパッカーズで打ったおしりの痛みはようやくひきはじめた。

 

 

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